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サッカーを視る

主にCLやビッグマッチについて。リーグ戦はEPLが中心

UCL16-17-Opening

結構久しぶりの更新です。

UCL16-17に関してマッチレビューをしていきます。

  • UCL16-17のレビューについて
  • 現状と更新再開日

UCLの本戦のグループリーグは4チーム、8グループに分かれてホーム&アウェイで各チームが計6試合ずつ行います。つまりグループリーグだけでも96試合あり、EURO2016のグループリーグの総試合の約3倍ほどあります。

 

また決勝トーナメントも決勝以外は16チームがホーム&アウェイで戦っていくため、計29試合。

 

計125試合もあるので、いくつか省いていきたいと思います。

 

具体的には以下の通りです。

グループA : アーセナルパリサンジェルマンを含む計10試合

グループB : ナポリの全試合+ベンフィカvsベシクタシュ(ホーム&アウェイ)の計8試合

グループC : バルセロナマンチェスターシティを含む計10試合

グループD : アトレティコマドリードバイエルンを含む計10試合

グループE : モナコレヴァークーゼンを含む計10試合

グループF : ドルトムントレアルマドリードを含む計10試合

グループG : レスターシティの計6試合

グループH : ユヴェントス、セビージャを含む計10試合

 

計74試合がレビュー対象です。

とはいっても96試合全部見るので、面白い試合があれば追加で増やすかもしれません。

 

決勝トーナメントはすべてレビュー対象です。

 

なので74(グループリーグ)+29(決勝トーナメント)で計103試合の更新が今の目標です。

 

現状と更新開始日

現在1ヶ月程度EURO2016のレビューを終えてから経ちましたが、グループBまでは視聴およびレビューみたいなものがすべて完成しました。

 

4月からはすこし環境が変化するので、更新再開はいまから1ヶ月後になると思います。おそらくそこから5ヶ月間でUCL16-17のレビューが完成すればいいなーというのが希望となっています。

EURO2016-impressions and Technical report-4

EURO2016に関しては最後の更新となります。最後に今後取り扱うコンペティション等について軽く触れています。

 

ゴールについてもUEFA.comに和訳文があったのでそちらを転載。

続きを読む

EURO2016-impressions and Technical report-3

UEFA加盟55カ国のサッカー協会から代表チームの監督とテクニカルディレクターによる会議を基に刊行されたEURO 2016テクニカルレポート(英語)について。

テクニカルディレクターのトップはあのアレックス・ファーガソンだったらしい。

 

このEURO 2016テクニカルレポートはUEFA.comで無料で配布されているのでよかったら見てみると面白いかも。内容は各試合の簡単なレポートと本大会の傾向、各チームのフォーメーション、出場時間などをまとめている。

http://www.uefa.org/MultimediaFiles/Download/TechnicalReport/competitions/EURO/02/40/26/69/2402669_DOWNLOAD.pdf

 

ここでは本大会の傾向、すなわちテクニカルレポートについて簡単にではあるが紹介する。

 

いくつかの試合と選手のインタビューを基にして、本大会は守備がとても重要であったことを示す。そして明暗を分けたのは、相手の守備戦術に対応した攻撃を行えるか、または相手の攻撃に対応した守備戦術を整えられるかは非常に重要であった。

アイスランド戦後のイングランドのケーヒル

「我々は大部分の時間ボールを支配し続けたが、アイスランドの守備ブロックを崩すことはできなかった

come-on-utd.hateblo.jp

 

フランス戦後のアイルランドのコールマン

「前半は何とか対応できていたが、後半になるとフランスの攻撃を全く防げなくなってしまった

come-on-utd.hateblo.jp

 

クロアチア戦後のポルトガルのF.サントス監督

「この試合は非常に戦術的な試合だった。ポルトガルは試合を支配しようとしたが、クロアチアがそれを許さなかった。しかし、こちらもクロアチアに試合を支配させなかった。相手はとても優れたチームなので、緊迫した激戦になるとは思っていたよ。この試合への準備を整え、相手の強みには抵抗し、弱みを突こうとした。カウンター攻撃は許さなかったが、こちらの攻撃に関しては改善の余地があったのは確かだ。もっと速くパスを回すべきだったが、そこにクロアチアが立ちふさがった」

come-on-utd.hateblo.jp

 

北アイルランド戦後のウェールズのコールマン監督

我々のプレーはまったく良くなかったが、これは北アイルランドが非常に良かったからだ。向こうの奮闘で、こちらにとっては厳しい試合展開になった。いつも通りのプレーをさせてもらえなかった。美しい勝利とは言えないが、それが何だというのだろう? フランスに来て以来、さまざまな勝ち方をしてきたが、これは選手たちの強さを大いに物語るものだ。それにしても、素晴らしい仕事をしてきたオニール、北アイルランドの監督には感服するね。(敗退に)失望しているだろうが、負けたとはいえ見事な戦いぶりだった。おかげで激戦になったよ。こちらはいいプレーをさせてもらえなかっただけに、今日の試合ではチームスピリットが必要だった。多くのものが懸かった試合で、勝利には運も必要だったが、それがめぐってきたのはこちらだった。戦い続けなくてはならなかったとはいえ、道を見失ってもおかしくない展開だったね。」

come-on-utd.hateblo.jp

 

イタリア戦後のレーブ監督

「イタリアのサッカーは予想しやすい。中央と両サイドに2人ずつアタッカーを配し、高い位置から仕掛けてくるので、4対4で対応するのはあまりにも危険と判断した。イタリアはサイドから中へボールを入れ、そこから深くえぐろうとする。それを非常にうまくやるが、我々はさせなかった。」

come-on-utd.hateblo.jp

 

 

こういった本大会の背景があるため、テクニカルレポートでは

カウンターアタック

フォーメーションチェンジ

ロングボール

クロス

といった観点から本大会を分析した。

 

ここからはUEFA.comで和訳されていたので、本文についてはそちらを引用した。

 

1. カウンターアタック

UEFA EURO 2008では、流れのなかで生まれたゴールに占めるカウンター攻撃からの得点の割合は46%だった。その後、カウンターの脅威がコーチングの世界で認識されるようになり、戦略が見直されるようになった。上記の割合はUEFA EURO 2012で23%に半減し、フランス大会でも同程度の低水準となった。

また、本大会のカウンター攻撃からの得点の多くは試合終了が近づいた時間帯に生まれている。

 

終盤に生まれたカウンターからのゴール:

 

・ドイツはエジルを中心としたカウンターからバスティアン・シュバインシュタイガーが決めて2-0とし、ウクライナに対する勝利を決定的にした。

 

・イタリアは右サイドのクロスからグラツィアーノ・ペッレが決めるという形で、ベルギーとスペインのいずれも後半ロスタイムに突き放した。

 

ハンガリーオーストリア戦の87分にスルーパスから生まれたゾルターン・シュティエベルのゴールで2-0とし、勝利を確実にした。

 

アイスランドは後半ロスタイムに右サイドでのカウンターからファーポスト付近へクロスを入れて得点。これでグループFを2位で終え、歴史的快挙への舞台を整えた。

 

ポルトガルクロアチア戦の延長27分にカウンターから決勝点を奪った。

 

・ベルギーはハンガリー戦の終盤にカウンターで2点を追加し、勝利を締めくくった。

 

カウンター攻撃からの得点の大半は、試合終盤にゴールを必要とする相手が前掛かりになった状況で生まれたものだった。

均衡を破ったものは非常に少ないが、そういった例も大会序盤にはいくつかあった。

 

トルコのチェコ戦での先制点、ポーランド対スイス戦で生まれたゴール、

そしてアイルランドのマーティン・オニール監督を悔しがらせたベルギーの1点だ。

 

オニール監督は試合後にこう語った。

「我々の攻撃からだった。うちがFKをペナルティーエリアに入れたが、そこから相手のカウンターが始まり、得点した。あのゴールは極めて大きかった。そのあと追う展開になり、逆に何度かやられてしまったわけだからね」

come-on-utd.hateblo.jp

 

全般的に、リスクマネジメント戦略の主眼は相手のカウンターを防ぐことに置かれた。

 

グループCのドイツ戦のあと、ポーランドのナバルカ監督はこう語った。

「ドイツが主導権を握っていたことも何度かあったが、あれは意図的に与えたものだ。カウンターでつけ入るスペースをつくるためにね」

これに対し、ドイツのヨアヒム・レーブ監督は、

「我々はポーランドに強みを出させないようにし、カウンターで我々にダメージを与えることを許さなかった」

と話している。

come-on-utd.hateblo.jp

 

フランス大会では、出場チームのほとんどがカウンターを重要な武器として持っていたが、

相手にダメージを与えられたのは基本的に相手が攻めざるを得ない状況になったときだけだった。

 

2. フォーメーションチェンジ

本大会の24チームの中で最も採用されたのは4-2-3-1だったものの

EURO2012に比べてフォーメーションの多様性が生まれた。

 

EURO2012に出場した16チームのうち、

4-2-3-1(7チーム)、4-3-3(5チーム)、4-4-2(4チーム)であった。

(イタリアはEURO2012の開幕戦で3-5-2を使用したがそれ以降では4バック採用のため3-5-2は除いている)

 

一方でEURO2016では、

4-2-3-1(10チーム)、4-3-3(4チーム)と14チームが占めていたが、トルコ、フランスはこの2つのシステムを使い分けていた。

 

アルバニア北アイルランド4-5-1を用いることが多かったが、

北アイルランドポーランド戦やウェールズ戦で3-5-2を用いていた。

 

イタリアはいずれの試合でもブッフォンキエッリーニボヌッチバルザーリユヴェントスコンビを生かした3-5-2を基本としていた。

 

ウェールズはロブソンカヌまたはヴォークスの後ろにベイルとA.ラムジーを配置した3-4-3を用いていた。

 

ドイツの基本は4-2-3-1だったが、イタリア戦では3-4-3を用いてキミッヒとヘクターをウイングバックのポジションに用いた。

 

ハンガリーポーランド4-2-3-1を好んで用いていたが、M.オニール率いるアイルランド4-1-4-14-4-2を使い分けていた。

アイスランドスウェーデンは常に4-4-2を使い続けた。

 

一方でポルトガルは古典的なフォーメーションで語れる様なチームではなかった。

というのも試合中に複雑なポジションチェンジを何度も行った。例えばナニやC.ロナウドのサポートをするために、インサイドハーフがワイドに開いてウイングのような役割をおこなっていたりした。

 

このようにチームに合わせた守備の多様性が確認された大会だった。

 

3. ロングボール

かつてオールボーやオーフス、ビボーの監督を務めたペーター・ルドバク氏は語った。

「奇妙な例外があったね」

 

異なる数試合を分析したテクニカルオブザーバー、デイビッド・モイーズ氏は異を唱える。

「しかし私が見た試合では、多くのチームが後方から攻撃を組み立てようとしていた」

 

ミクス・パーテライネン氏も付け加えた。

「その一方で、後方からの組み立てがうまくいったチームは多くなかった、後方から組み立てられるかどうか、相手にコントロールされている試合が多かった」

 

ハイライト:イタリア vs スペイン

スペインとイタリアが対戦したラウンド16の一戦は、その実例として恰好のサンプルになる。

この試合の前半、アントニオ・コンテ監督率いるイタリアが高い位置から組織的なプレスをかけたため、スペインは後方からのビルドアップに苦労した。

スペインのGKダビド・デ・ヘアグループステージの3試合で記録したロングパスは20本だったが、その数はイタリア戦だけで19本に達した。

自由なプレーを許さない、あるいは正確なパスを出させないために、ほとんどのチームが相手のボールホルダーへ積極的にプレッシャーをかけ、身体を寄せていたとテクニカルオブザーバーは指摘する。

 

モイーズ氏とガレス・サウスゲイト氏は、

「プレッシングの強度によって、相手にリスクの低いプレーを選択させている」

との意見で一致した。

 

すなわち、後方から前線へのロングパスが増えることを意味する。ただし両氏は、“ロングパス=精度の低いプレー”とみなされることを危惧していた。

 

「ドイツが相手エリア内へ達するスピードには目を見張るものがあった」と語ったのはサウスゲイト氏。「それに素早いパスワークや正確なクロス、コンビネーションやスルーパスなど、さまざまな方法を駆使している。彼らはポゼッションを志向するチームだが、私の意見ではどのチームよりも多く突破口を切り開いていた」

(本文、和訳中には記載されていなかったが、ドイツはクロース、ボアテングなど精度の高いロングパスも攻撃の一部に組み込んでいたということを言いたいのだと思う。)

 

テクニカルオブザーバーが受けた全体的な印象は、スペイン代表やバルセロナ、さらにジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたバイエルン・ミュンヘンなど、ポゼッション主体のサッカーに注目が集まった数年間を経て、自陣深くでブロックをつくって守りつつ、より直線的に攻撃へ転じるスタイルへの回帰だった。

 

この傾向はデータで立証されている。

EURO2012でロングパス率が10%を下回ったのは16チーム中5チーム。つまり全体の31%だったが、フランス大会ではゼロになった。

 

EURO2012でロングパスを最も多用したのは、アイルランド(19%)とウクライナ(18%)だった。

一方、EURO2016でこの数値を上回ったのは4チームしかない。また、EURRO2012のロングパス率は平均12.8%で、EURO2016では24チームの平均で15.88%に増加した。

 

言い換えれば、ロングパスの頻度が24%増加したことで、徹底的な守備ブロックを敷いて組み立てに時間をかけず、後方から一気に展開する戦術へ逆行している傾向が浮き彫りになる。長いボールを活用する戦術において、GKに果たすべき役割があったのは明らかだった。

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4. クロス

 

テクニカル・オブザーバーズの1人、U-21イングランド代表監督でもあるギャレス・サウスゲイト氏は話した。

「このようなコンパクトな、深い位置でブロックをつくる守り方と、素早い攻守の切り替えにより、ディフェンスの裏のスペースが見つけにくくなった」

「よって、攻撃的な選手と攻撃のメソッドをどうチョイスするかが、監督にとって非常に重要なポイントとなった」

 

トーマス・シャーフ氏は次のように指摘する。

「CBたちは、明らかに中央の突破ルートを封鎖することに力を注いでいた。そのため相手は、たとえ前がかりになっているときでさえ、あまり中央を攻略しようとしなかった。そのエリアではボールを失うリスクが非常に高かったからだ」

 

ミクス・パーテライネン氏も続ける。

「多くのチームが規律の取れた守備でスペースを狭めていた。このため、相手攻撃陣は守備ブロックに突っ込むのではなく、裏に回り込む道を探さなければならなかった。その結果、多くのクロスが供給されることになったのだと思う」

 

この分析はデータに裏付けられている。今回のフランス大会には24チームが出場したため、16チームで戦われたEURO2012より多くのクロス数が記録されているのは当然だ。そのことを鑑みて、公平に比較するには1試合平均のクロス数で見てみるといい。

 

EURO 2012では合計811本、1試合平均26.16本のクロスを記録。

これに対し、EURO2016では合計2079本、1試合平均40.76本となった。

つまりクロス数は56%も上昇しており、どのチームもサイドからの攻略に重点を置いていたことは明らかだ。

 

これは2015-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのトレンドにもなっており、クロスからのゴールが24%増加。さらに切り返しを含めると、オープンプレーからのゴールのうち35%がサイドからのボールで決まっている。

EURO2016で得点機の多くがクロスから生まれたことはある種の必然だった。

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プレーするサイドと反対の足で入れるインスイング(ゴールに近づく方向に曲がる)クロスは、ディフェンダーとキーパーの間のゴールデンエリアにボールを入れるための貴重な武器となった。アイルランドのウェス・フーラハンは右サイドからインスイングクロスを入れ、ロビー・ブレイディーが頭で合わせてイタリアから得点。

これが決勝点となり、アイルランドは決勝トーナメントに駒を進めることができた

アイスランドのビルキル・ビャルナソンも右アイドから左足でファーポスト付近へ送ったクロスでゴールを演出し、ポルトガルと戦ったチームに貴重な勝ち点1をもたらした。スペインのアンドレス・イニエスタチェコとの初戦で、左サイドから右足でクロス。これをジェラール・ピケが頭で押し込み、終了が近づいていた試合はようやく均衡が破れた。

 

サウスゲイト氏は説明する。

「今までと違うのはクロスを入れるエリアとクロスの種類だ。インスイングクロスが非常に多かった。これは、ウインガーを利き足と反対のサイドで起用するチームが増えている傾向と一致する。また、切り返しがますます主流になり、タッチラインまで持ち込んでサイドぎりぎりからクロスを入れるウインガーはあまりいなかった」

 

選手別では、イタリアのサイドハーフだったアントニオ・カンドレーバが、負傷で戦列を離れるまでの2試合で右サイドから22本を入れた。ベルギーのケビン・デ・ブルイネも1試合につき10本超のクロスを送り、成功率、つまりチームメートに届いた割合は37%に達した。

 

クロアチアの右SBダリヨ・スルナもこれに近い数字を残し、4試合で43本を入れて成功率35%。イングランドとスペインのライバルを大きく上回った。

カイル・ウォーカーフアンフランはそれぞれ14%と12.5%)

 

ドイツのサイド攻撃は、クロス成功率の低さが顕著な特徴となった。最多42本のクロスを入れたトニ・クロースの成功率は21%。トーマス・ミュラーは12.5%にとどまり、両サイドバックの成功率がそれを挟む形となった。

ヨシュア・キミッヒが23%、ヨナス・ヘクターが6%)

 

ペーター・ルドバク氏はこう指摘した。

「明らかにサイドバックウインガーが最大のクロス供給元になっている」

「サイドの選手は、サイドバックが入っていけるスペースをつくるためのカットインを求められている。だが、クロスの数を増やしても、クロスの質はまた別の問題だ」

「だから我々監督としては、ドリブルで駆け上がった最後に良質なクロスを届ける能力を磨くことに注意を払う必要がある。その能力がチームの攻撃力にとって極めて重要な要素になっているわけだからね」

 

後半はまた明日。

内容はどのようにしてゴールは決められたのか?と各試合のMOMと本大会のベストイレブンについて。

明日でEURO2016についてすべて終わりにする予定です。

今後取り扱っていくコンペティションについてはそこで。

EURO2016-impressions and Technical report-2

前の記事に続いて気になった選手を簡単に紹介していきます。下に今大会の全ゴールシーンを載せておきました。


All 108 UEFA EURO 2016 goals: Watch every one

3. Round.of.8で敗退したチーム

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アザール : ベルギー(Belgium)

2015-2016シーズンはクラブで散々だったが、EURO2016ではドリブルをはじめ全体的にかなりキレがあった。また失っていた得点感覚も戻っていたような感じで5試合で1G4A。ただし守備に関してはやっぱり駄目な部分も多く、諸刃な剣要素もある。

 

 

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ナインゴラン : ベルギー(Belgium)

2センターの守備をさせるには非常に危ない部分が多いが、ミドルシュートで今大会2点挙げているように攻撃での貢献度は大きい。前線が守備をしなさすぎ問題が露骨すぎたので守備での問題点がクローズアップされてしまったが、監督が代わればもう少し改善される気がする。(ただし後任はマルティネスなのでどうなるかわからない)

 

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グンナーソン : アイスランド(Iceland)

今大会のアイスランドの躍進に大きく貢献した一人。アイスランドが堅実に全員で守備を行えたのもグンナーソン必殺ロングスローがあったからこそ。大きな得点源として精神的主柱となりつつ、中盤をG.シグルドソンとともにかなりソリッドに守った。

 

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シグトルソン : アイスランド(Iceland)

今大会のアイスランドの躍進に大きく貢献した一人。とにかく最前線でロングボールの競り合いに勝ち続け、ボールを進めることが苦手だったアイスランドの攻撃の質を上げた。また、ハーフラインからの守備、撤退守備ともに積極的に守備をし続けた。チャンス量を考えると5試合で2Gはかなりすごい。

 

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ビャルナソン : アイスランド(Iceland)

今大会のアイスランドの躍進に大きく貢献した一人。あまりクローズアップしてこなかったが、サイドハーフは守備と攻撃をつなぐ重要な役割を担っていたため、かなり運動量が必要だったはずだが、ビャルナソンはサイドハーフだけでなく試合の終盤には2センターとしてプレーしたりとポリバレントさも見せつけていた。

 

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ブッフォン : イタリア(Italy)

GKが味方にパスをつなげるかどうかはボール保持攻撃において結構重要であることを今大会で示した。また、ビッグセーブも大会が進むごとに多くなっており、ドイツ戦でPKまで進めたのはブッフォンによる貢献も大きい。

 

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 ボヌッチ : イタリア(Italy)

 バルザーリキエッリーニと組んでいるので単純な3バックの強さだけでもイタリアは群を抜いていた。それ以外にもボヌッチロングフィードを大きな武器としており、実際にベルギー戦でジャッケリーニの抜け出しに合わせた完璧なパスを出している。

またノイアー相手にPKを決めたりと個人としての出来は素晴らしかった。

 

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キエッリーニ : イタリア(Italy)

キエッリーニボヌッチほどロングパス精度はないが、とにかくドライブがうまい。キエッリーニが3バックの脇を務める理由がこれだけでも十分にわかる。今大会はスペイン戦での貴重なゴールもあった。懸念材料は最終ラインを担える人材が全く育っていないことだろう。

 

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ジャッケリーニ : イタリア(Italy)

今大会のおかげで評価が変わった選手。とにかく運動量がすさまじい。コンテのむちゃな要求にもかなり答えていた。ヴェラッティマルキージオの不在でかなり攻撃面では苦労していたが、ジャッケリーニのドリブルと飛び出しはイタリアにとって本当に重要な攻撃となっていた。

 

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パズダン : ポーランド(Poland)

今大会評価が上がったであろうCB。4バックであるにも関わらず迎撃したがるタイプ。実際今大会でもそのアグレッシブな読みはかなり正確性があった。ワルシャワでプレーしており、29歳ということもあってステップアップは難しいかもしれないがグッドディフェンダーであったことは間違いない。

 

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クリホビアク: ポーランド(Poland)

セビージャでかなり活躍していた選手。エメリと一緒にPSGに移籍したが、あまり出場機会は得られてない模様。今大会ではポーランドの心臓として中盤の底でビルドアップでも貢献したが、一番の持ち味はフィジカルを生かしたボール奪取とカウンターで、これが完璧にポーランドのサッカーとマッチしていた。

 

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カプストカ: ポーランド(Poland)

ポーランドの若手枠。初戦の北アイルランド戦で先発しており、テクニカルなドリブルから何度かチャンスを作っていた。2戦目からはよりカウンター向きな選手であるグロシツキにスタメンを奪われてしまったが、少しだけ将来が気になる選手。なおレスターでは一回も出場していない。

 

 

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ミリク : ポーランド(Poland)

今大会のポーランドの中では最も得点チャンスが多かった。ジルーやレヴァンドフスキなどデコイになってくれるCFとプレーできればかなり自身の特徴を生かせそうな選手だと感じた。まだ若くフィジカルもあるので、今後の活躍がかなり期待される選手。ただし2016年の冬に左ひざ前十字靭帯を断裂しているので怪我が完治するかが結構重要。

 

 

 4. Round.of.4まで残った4チーム

 

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J.ボアテング : ドイツ(Germany)

ドイツの心臓その1。ウクライナ戦でのアクロバットなゴール阻止、対角に向けた現役最高のロングパス、スロバキア戦でのミドルシュートなどもはやCBの域を完全に超えている。ロングパスが多かったからなのか元からなのか不明だが、フランス戦での負傷離脱は致命的だった。

 

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クロース : ドイツ(Germany)

ドイツの心臓その2。守備をさぼりがちという点を除けば完璧な中盤の選手。J.ボアテングと組むことでドイツのポジショナルプレーが完成した。

 

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キミッヒ : ドイツ(Germany)

ドイツの若手枠。燻っていた右サイドの攻撃を活性化させた。クロスだけではなくビルドアップにも貢献できるテクニックを持っている。ただし身長もフィジカルもあまりなく、守備能力が高いわけではない。そのあたりが今後バイエルンでプレーするにあたってフォーカスされていきそう。

 

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A.ラムジー : ウェールズ(Wales)

とにかくスペースがあればいいプレーをしてくれるので、ウェールズの守備で耐えられるチームに対しては強さを発揮した。唯一悔やまれるのはポルトガル戦の前に不用意なハンドで累積警告を受けてしまい準決勝にでれなかったこと。

 

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 ベイル : ウェールズ(Wales)

少なくとも5回は自陣深い位置から自身のドリブルだけでシュートまで持ち込めていた選手はほかにいない。また3G1Aと結果も十分でありながらなぜか、UEFAが出したベストイレブンにはいっていなかった。フィジカルだけでなくポジションチェンジを利用したデコイ、リーダーシップなどウェールズにとって最重要な選手であり続けた。

 

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ウムティティ : フランス(France)

フランスの若手枠。強気な縦パスとレフティであることが特徴的。2016-2017にはバルセロナに移籍している。もともとSB出身らしく、エアバトルに一定の不安があるため、その部分が改善されればW杯でもスタメンの可能性はあると思う。

 

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ポグバ : フランス(France)

正直に言えば2センターだと守備の粗さが目立つと思っていたがそんなことはなかった。それどころか本来持ち味だったロングパスやフィジカルを生かしたボール奪取、カウンター時のドリブルなどむしろ2センターのほうがいい選手になりそうな気配まであった。

 

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シソッコ : フランス(France)

出場時間は短いがインパクトだけはがっつり残していった。やっぱりプレミアでも圧倒していたゴリゴリのドリブル突破は単純に強い。意外とライン間で受ける動きもうまく、トッテナムでも活躍してほしい選手。

 

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グリーズマン : フランス(France)

ジルーのようなデコイ系CFとプレーさせれば得点を量産してくれる。またこのタイプには珍しいというかシメオネが調教したというべきかわからないが、守備をさぼらない。さらにワンタッチプレーでつなぎながら自分のマークを外すのがうまい。決勝でヒーローになり損ねたのが悔やまれる。

 

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ペペ : ポルトガル(Portugal)

ポーランド戦のレヴァンドフスキとのマッチアップが素晴らしかった。CBの中での守備部門ではペペが一番すごかった。問題を起こさなければ本当にただのベストディフェンダーだった。

 

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R.ゲレイロ : ポルトガル(Portugal)

ポルトガルの若手枠その1。ゲレイロはボールの扱いが本当にうまく、ポルトガルのビルドアップ、ゲームメイクを大きく助けていた。またプレースキックの精度も高く、ドルトムントは本当にいい買い物をした。今後の成長がとても楽しみな選手。

 

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ソアレス : ポルトガル(Portugal)

決勝トーナメントから試合に出始めたが、ヴィエリーニャに比べて守備が格段に安定した。ポーランド戦の失点シーンで唯一やらかしたが、引きずられることなくその後のプレーはよかった。

 

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イリアム : ポルトガル(Portugal)

若手ではないが、2018年までにはビッグクラブに移籍する可能性が高い選手。中盤の底としてプレーしていたが、守備はもちろんのことパスのレンジが広く正確だった。

 

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R.サンチェス : ポルトガル(Portugal)

ポルトガルの若手枠。18歳とは到底思えないほど下半身がしっかりしており、フィジカルでも負けた場面はあまりなかった。2016-2017からはバイエルンに移籍しているがあまり出場できていない。全体的な能力が高いのでどういった選手になっていくかいまいち予想がつかない。

 

 

 

 

 明日にテクニカルレポート第1段アップします。

 

 

 

 

 

 

EURO2016-impressions and Technical report-1

EURO2016-感想とテクニカルレポート-1

 

ここでは今大会の個人的な感想と個人的に面白かった選手を紹介していく。

また後日、UEFA加盟55カ国のサッカー協会から代表チームの監督とテクニカルディレクターによる会議を基に刊行されたEURO 2016テクニカルレポート(英語)の紹介を行う。

 

1. 個人的な感想

グループリーグ全36試合のうちグループA、Dの3位、4位の試合を除く34試合と決勝トーナメントの15試合の計49試合のレビューを3か月かけてUPしきることができました。

 

全部見た方は少数かと思いますが、たまにアクセスしてくださった方も含めてありがとうございます。もうちょっとブログトップを見やすいものにしつつ、今後も別のコンペティションを上げていこうと思いますのでよろしくお願いします。

(今後取り扱うコンペティションについては別の機会に書きます)

 

今回の大会ルールの変更とその是非について

今大会の最大の特徴は出場枠が16から24チームに増えたことだろう。

純粋なメリットとして出場チームが増加することで、今まで出場できなかったチームが本戦に出場することができた。

アイスランドウェールズスロバキア北アイルランドアルバニアは初出場であるし、ハンガリーは11大会、実に44年ぶりの出場である。

 

ただし、出場チームが増えたことで大会の形式は大きく変更した

1. 24チーム参加型の場合グループリーグの突破は16チーム。すなわち6グループの2位以上+3位から成績上位の4チーム

2’. 優勝までの試合数は6試合から7試合に増加。

 

やはりEURO2016からの大きな変化は3位でも十分に突破できる可能性が生まれてしまったこと。

 

グループリーグで勝ち点いくつ稼げば突破確定?

3試合における勝ち点は0~9までの範囲があるが、3位以上が確定する勝ち点と得失点差の組み合わせは意外と少ない。

 

勝ち点6で3位の場合

これは上位3チームが三つ巴かつ4位のチームがこれらのチームに全敗することが条件である。そもそもこれが起きる可能性は限りなく低い。最近だとUCLでドルトムントアーセナルナポリマルセイユが12,12,12,0と奇妙なこともおこったことがあるがなかなかない

 

勝ち点5で3位の場合

これも上位3チームがお互い引き分けで4位のチームが全敗という場合のみ。上の例と同じく限りなく起こる可能性は低い。

 

勝ち点4以下で3位の場合

勝ち点4は1勝1分1負のみ

勝ち点3は1勝2負または3分

勝ち点2は2分1負のみ

勝ち点1は1分2負のみ

 

勝ち点5,6で3位になるケースは稀であることから、勝ち点4あれば今大会のグループリーグ突破はほぼ確実となる。

 

3位の6チームのうち4チームが突破となるため、勝ち点4は安全圏だが、逆に言えば勝ち点3がボーダーラインになる可能性が非常に高い。

 

勝ち点3同士の争いは得失点差によって決まる。しかし得失点差問題は案外簡単に解決する。

3分の場合有無を言わさず得失点差は0

しかし1勝2負の場合、少なくとも2負の時点で-2以上が確定し、のこりの1勝でこれをカバーできるかどうかにかかってくる。+になる可能性もあるが-で終わる可能性のほうが高い。

 

今大会を例に挙げれば勝ち点3で得失点差0以上が突破条件となった(Fig.1)

 

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 Fig.1 EURO2016のグループリーグ3位の勝ち点および得失点

 

弱小チームがグループリーグを突破するためには勝利すること以上に負けないことが重要であるのはどんな形式のグループリーグでも同じだが、勝ち点3以上で突破の可能性が十分にあるため、1勝2負でもいいじゃん!というチームが多く出てくる。

 

勝ち点3の場合は得失点が非常に重要な要素になりえるので、負けるときは最少失点で!というのが弱小国の共通認識となる。

すなわち1点差で負けてるチームが引き分けに持ち込むために無茶な攻撃をすることはあまりみられず、むしろ守備にまわるというおかしな状況が生まれる。

 

本大会の傾向

これらの事実をまとめる。

1. 弱小国は強豪国に最少得点差なら負けても問題ない

2. 引き分けはとても重要な勝ち点になりえる

3. 最悪1回も勝たなくても突破できる可能性がある。

 

こういった事実は弱小国に勇気を与える。

実際にアルバニアウェールズ北アイルランドアイルランドアイスランドは守備にとてもプライオリティーを置いたチームになった。この中でアルバニアを除く4チームが次のステージに進んだことは記憶に新しい。

 

逆に守備にプライオリティーを置かなかった中堅国、 ルーマニア、ロシア、ウクライナチェコスウェーデンオーストリアグループリーグで4位になったことは、あまり驚くことでもなかった。

 

今大会の発見

前述したように守備に力を注いだチームが活躍しやすい大会ではあったので、さまざまな守備戦術を確認できたという意味ではよかった。特にアルバニアの4-1-4-1、ウェールズの3-5-2、ポーランドの4-3-2-1、北アイルランドの4-4-2、5-3-2、クロアチアの4-4-2、イタリアの3-5-2、アイルランドの4-3-3、アイスランドの4-4-2、ポルトガルの4-3-1-2。

もちろんアトレティコマドリードや一時期のチェルシーよりも堅守であるとは言わないが、守備の基本を学ぶ上で結構いいチームが多かった。

 

今大会の問題点

守備的な試合が増えすぎたことは、エンタテイメントを求めている層からはあまり支持を得られなかった部分だと思う。

また優勝までの 試合数が増えたことで過密日程が続き、準決勝あたりから選手の怪我や累積警告にともなう出場停止によって壊れてしまったチームも多かった。

 

2.中心選手and 有望な若手

2.1. グループリーグで敗退したチーム

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ヒサイ : アルバニア(Albania)

アルバニアは中盤にボールを運べる選手がほとんどいなかったが、その中でも右SBのヒサイはロングボール、ビルドアップの出口としてかなり好プレーを連発していた。さすがにナポリのスタメンだけあってこのチームのなかではかなりテクニックのレベルが抜けていた。

 

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D.アラバ : オーストリア(Austria)

今大会一のポリバレントな選手。守備も攻撃もこのレベルでこなせる選手はなかなかいないが、やっぱり2センターをまかせるには守備能力が少し物足りなかったきがする。バイエルンのようにまわりがいい感じに超人だと潤滑油としては最高だが、EURO2016では期待されていたほどではなかった。

 

 

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ジュバ : ロシア(Russia)

散々なサッカーをしてしまったロシアだが、スロバキア戦は勝つ可能性が十分にあった。ジュバが今後ビッグクラブにいくことはおそらくありえないが、ロシアというチームの中ではそのエアバトル能力でチームを牽引していた。

 

 

 

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イブラヒモビッチ : スウェーデン(Sweden)

もうすこし周りの選手がしっかりしていればもうすこし前線で活躍できたと思うが、如何せんボールを運べる選手がいなかったため、中盤に降りてくるシーンが多すぎた。

 

 

 

 

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E.モル : トルコ(Turkey)

トルコは若手枠。E.モルは出場時間が短かったが、ドリブルのキレとボールの受け方がとにかくすごかった。2016-2017シーズンはドルトムントに移籍しているが思ったほど出場できていない模様。ただし19歳なので今後の成長が期待される選手だと思う。

 

 

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ジンチェンコ : ウクライナ(Ukraine)

ウクライナも若手枠。2016-2017からはPSVに移籍しているが、こちらも所属クラブでは苦戦している模様。ポーランド戦では好プレーも多かったが、何とか伸びてほしい選手。

 

2.2 Round.of.16で敗退したチーム

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モドリッチ : クロアチア(Croatia)

おそらくEURO2016の中でもっともすぐれたセンターハーフだったが、ポルトガルの守備戦術にやられてしまった。ビルドアップ以外でもトルコ戦のミドルシュート、局面で絶対に負けないドリブル、インターセプトの正確さはまさにクロアチアの心臓だった。

 

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ペリシッチ : クロアチア(Croatia)

クロアチアのチャンスメイカーとして今大会調子が良かった選手の一人。カウンター時のスピードとカットインからのシュート、また身長以上にバネがあるので意外とエアバトルも強いのが特徴的。2016-2017はインテルでもすでに7Gをリーグ戦で獲得している。

 

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イェドバイ : クロアチア(Croatia)

クロアチアの若手枠。レヴァークーゼン所属の21歳のCB。EURO2016の出場時間は短かったが、ビダよりはビルドアップ能力があるので、今後のW杯、EUROではスタメンを得る可能性も十分ある。まずはレヴァークーゼンで年間2500分出場することが目標かも。

 

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ララーナ : イングランド(England)

イングランドは中盤の底から最終ラインにかけてかなり不安定だったが、ララーナはいい意味でイングランドっぽくない選手だった。唯一決定機でゴールを決められなかったのが残念だった。

 

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スタリッジ : イングランド(England)

ウェールズ戦の後半でスタリッジとヴァーディーの2TOPにしていなければイングランドは決勝トーナメントにすらいけなかったかもしれない。スタリッジはFWだが、

 

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ナジュ : ハンガリー(Hungary)

ハンガリーの若手枠。若手でありながら中盤の底からパスで運べるタイプの選手。パスで運べる部分が一番のストロングポイントだがドリブルも結構機敏な印象。ただし175cmと少し小柄で守備も不安要素がないわけではないので、インサイドハーフの位置で成長させることができるチームにいればあと2~3年後にCLで活躍している姿が見れるかもしれない。2016-2017はボローニャでスタメン獲得しているらしい。今後の成長が気になる選手

 

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クラインハイスラー : ハンガリー(Hungary)

EURO2016では左サイドハーフで出場していた。ベルギー戦の直前で怪我してしまい試合にでれず残念だった。プレーとしては特にトラップしてから前を向くまでの余計な動作があまりないところがいい部分。ただし局面まではいいプレーをするもののチャンスメイクに難を抱えている印象があったので、そこを改善できないとビッグクラブに行くことはまずない。

 

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S.デイビス :  北アイルランド(Northern Ireland)

北アイルランドは守備に特化したチームだったが、少ない攻撃チャンスのなかで目立ったのはS.デイビスだった。特にセットピースにおいてトリックプレーから作った攻撃チャンスは得点にはならなかったもののよく設計されていた。

 

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J.エヴァンス :  北アイルランド(Northern Ireland)

攻撃面ではボールを積極的に前に運ぶもののあまり効果的なロングボールを出すことができないシーンが何度かあった。しかし守備面。とくにウェールズ戦のベイルのマンマークはかなり完成度が高かった。

 

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ハムシク :  スロバキア(Slovakia)

スロバキアが決勝トーナメントに行けた半分以上の理由はハムシクの個人技がすばらしかったからに尽きる。特にロシア戦のゴールとアシストは完璧だった。攻撃面でほぼ完璧なインサイドハーフだが、スロバキアがさらに上に行くためにはもう一人ワールドクラスが出てくるか監督が変わらなければいけないと思う。

 

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イニエスタ : スペイン(Spain)

スペインのポジティブな要素でもありネガティブな要素。ドイツとスペインはボールを保持したがるチームだが、スペインはよりショートパスとポジションチェンジでチャンスメイクを行おうとする。今大会も結局イニエスタの1on1能力に頼る部分がおおく、イニエスタが代表引退したとするとちょっと困ったことになりそう。

 

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エンボロ : スイス(Switzerland)

スイスの若手枠。バーゼルからシャルケに移籍したフィジカルモンスター。シャルケでも活躍しかけてたが複雑骨折で2016-2017シーズンを棒に振った。脳筋の気配があるので伸びるかどうかは監督次第だと思うが確実に逸材。

 

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G.ジャカ : スイス(Switzerland)

パスの精度が高くそのレンジが広い。間違いなくスイスの心臓だがその分マークもかなり厳しかった。2016-2017ではアーセナルに移籍したが、ここでも主力として活躍している。守備で無茶なタックルも多いため守備はやや不安。ただしフィジカルも十分あるため守備が改善すれば本当の1流の選手になれる要素を兼ね備えていると思っている。

 

 

Round.of.8以降の選手の紹介は明日か明後日にアップします。

 

EURO2016-Round.of.Final-POR.vs.FRA

EURO2016-Round.of.Final-ポルトガルvsフランス

 

まずはスタメンから

赤がポルトガル青がフランス(Fig.1)

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Fig.1 ポルトガルvsフランス

 

ポルトガルはいつもと同じ4-3-1-2。

ペペとウイリアムが復帰したことで守備に関しては準決勝よりも強固になったはずだが、A.シルバ、J,マリオ、R.サンチェスはここ3試合でほぼ固定されているので疲労は心配事項でもある。

 

 

フランスもグリーズマンを生かした4-4-2を選択。

外でも中でもプレーできるシソッコや思いのほか2センターでも守備をしっかりしてくれるポグバのおかげで守備にも安定感がある。調子が落ちかけているパイェだがスタメンのままとなった。

 

試合の概要

試合は1-0で延長戦の末、ポルトガルの勝利で終える。108分にエデルがコシルニーを躱して打ち込んだミドルシュートが決勝点となった。途中まではフランスの圧勝だっが、75分を過ぎるとフランスの足が止まった。その後投入されたエデルは得点だけでなくフィジカルでとてつもない強さをみせた。まちがいなく決勝にふさわしい試合だった。

 

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EURO2016-Round.of.4-GER.vs.FRA

EURO2016-Round.of.4-ドイツvsフランス

まずはスタメンから

白がドイツ、青がフランス(Fig.1)

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Fig.1 ドイツvsフランス

 

ドイツは一貫してきたドブレピボーテを捨てて4-1-4-1。

中盤にキャンを抜擢したこととワントップをミュラーにしたことが印象的だった。理由はいくつかあるが、ケディラの怪我、フンメルスの累積警告に伴う欠場以上に、フランスの攻撃に合わせた形であると考えたためだろう。ドイツはイタリア戦で3バック、フランス戦ではワンピボーテと敵に合わせて変化していく。

 

フランスはアイスランド戦と全く同じスタメンで4-4-2。

ラミ、カンテが復帰したが、スタメンにもどることはなかった。調子のよかったシソッコもそのままサイドハーフでプレー継続。

 

試合の概要

試合は0-2でフランスの勝利で終える。前半終了間際にフランスのCKをハンドしてしまい、グリーズマンがPKを決めて先制する。72分にはドイツのビルドアップのミスからグリーズマンが押し込んで2点目をマークする。ドイツは守備、攻撃ともにうまくプレーしていたが、ゴールだけ決められなかった。また、60分のボアテングの負傷交代によってドイツの攻撃の質が落ちてしまった。内容自体はドイツの方がよかったが、局所的なミスが目立ってしまった。

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