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サッカーを視る

主にCLやビッグマッチについて。リーグ戦はEPLが中心

EURO2016-impressions and Technical report-2

EURO2016

前の記事に続いて気になった選手を簡単に紹介していきます。下に今大会の全ゴールシーンを載せておきました。


All 108 UEFA EURO 2016 goals: Watch every one

3. Round.of.8で敗退したチーム

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アザール : ベルギー(Belgium)

2015-2016シーズンはクラブで散々だったが、EURO2016ではドリブルをはじめ全体的にかなりキレがあった。また失っていた得点感覚も戻っていたような感じで5試合で1G4A。ただし守備に関してはやっぱり駄目な部分も多く、諸刃な剣要素もある。

 

 

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ナインゴラン : ベルギー(Belgium)

2センターの守備をさせるには非常に危ない部分が多いが、ミドルシュートで今大会2点挙げているように攻撃での貢献度は大きい。前線が守備をしなさすぎ問題が露骨すぎたので守備での問題点がクローズアップされてしまったが、監督が代わればもう少し改善される気がする。(ただし後任はマルティネスなのでどうなるかわからない)

 

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グンナーソン : アイスランド(Iceland)

今大会のアイスランドの躍進に大きく貢献した一人。アイスランドが堅実に全員で守備を行えたのもグンナーソン必殺ロングスローがあったからこそ。大きな得点源として精神的主柱となりつつ、中盤をG.シグルドソンとともにかなりソリッドに守った。

 

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シグトルソン : アイスランド(Iceland)

今大会のアイスランドの躍進に大きく貢献した一人。とにかく最前線でロングボールの競り合いに勝ち続け、ボールを進めることが苦手だったアイスランドの攻撃の質を上げた。また、ハーフラインからの守備、撤退守備ともに積極的に守備をし続けた。チャンス量を考えると5試合で2Gはかなりすごい。

 

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ビャルナソン : アイスランド(Iceland)

今大会のアイスランドの躍進に大きく貢献した一人。あまりクローズアップしてこなかったが、サイドハーフは守備と攻撃をつなぐ重要な役割を担っていたため、かなり運動量が必要だったはずだが、ビャルナソンはサイドハーフだけでなく試合の終盤には2センターとしてプレーしたりとポリバレントさも見せつけていた。

 

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ブッフォン : イタリア(Italy)

GKが味方にパスをつなげるかどうかはボール保持攻撃において結構重要であることを今大会で示した。また、ビッグセーブも大会が進むごとに多くなっており、ドイツ戦でPKまで進めたのはブッフォンによる貢献も大きい。

 

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 ボヌッチ : イタリア(Italy)

 バルザーリキエッリーニと組んでいるので単純な3バックの強さだけでもイタリアは群を抜いていた。それ以外にもボヌッチロングフィードを大きな武器としており、実際にベルギー戦でジャッケリーニの抜け出しに合わせた完璧なパスを出している。

またノイアー相手にPKを決めたりと個人としての出来は素晴らしかった。

 

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キエッリーニ : イタリア(Italy)

キエッリーニボヌッチほどロングパス精度はないが、とにかくドライブがうまい。キエッリーニが3バックの脇を務める理由がこれだけでも十分にわかる。今大会はスペイン戦での貴重なゴールもあった。懸念材料は最終ラインを担える人材が全く育っていないことだろう。

 

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ジャッケリーニ : イタリア(Italy)

今大会のおかげで評価が変わった選手。とにかく運動量がすさまじい。コンテのむちゃな要求にもかなり答えていた。ヴェラッティマルキージオの不在でかなり攻撃面では苦労していたが、ジャッケリーニのドリブルと飛び出しはイタリアにとって本当に重要な攻撃となっていた。

 

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パズダン : ポーランド(Poland)

今大会評価が上がったであろうCB。4バックであるにも関わらず迎撃したがるタイプ。実際今大会でもそのアグレッシブな読みはかなり正確性があった。ワルシャワでプレーしており、29歳ということもあってステップアップは難しいかもしれないがグッドディフェンダーであったことは間違いない。

 

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クリホビアク: ポーランド(Poland)

セビージャでかなり活躍していた選手。エメリと一緒にPSGに移籍したが、あまり出場機会は得られてない模様。今大会ではポーランドの心臓として中盤の底でビルドアップでも貢献したが、一番の持ち味はフィジカルを生かしたボール奪取とカウンターで、これが完璧にポーランドのサッカーとマッチしていた。

 

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カプストカ: ポーランド(Poland)

ポーランドの若手枠。初戦の北アイルランド戦で先発しており、テクニカルなドリブルから何度かチャンスを作っていた。2戦目からはよりカウンター向きな選手であるグロシツキにスタメンを奪われてしまったが、少しだけ将来が気になる選手。なおレスターでは一回も出場していない。

 

 

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ミリク : ポーランド(Poland)

今大会のポーランドの中では最も得点チャンスが多かった。ジルーやレヴァンドフスキなどデコイになってくれるCFとプレーできればかなり自身の特徴を生かせそうな選手だと感じた。まだ若くフィジカルもあるので、今後の活躍がかなり期待される選手。ただし2016年の冬に左ひざ前十字靭帯を断裂しているので怪我が完治するかが結構重要。

 

 

 4. Round.of.4まで残った4チーム

 

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J.ボアテング : ドイツ(Germany)

ドイツの心臓その1。ウクライナ戦でのアクロバットなゴール阻止、対角に向けた現役最高のロングパス、スロバキア戦でのミドルシュートなどもはやCBの域を完全に超えている。ロングパスが多かったからなのか元からなのか不明だが、フランス戦での負傷離脱は致命的だった。

 

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クロース : ドイツ(Germany)

ドイツの心臓その2。守備をさぼりがちという点を除けば完璧な中盤の選手。J.ボアテングと組むことでドイツのポジショナルプレーが完成した。

 

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キミッヒ : ドイツ(Germany)

ドイツの若手枠。燻っていた右サイドの攻撃を活性化させた。クロスだけではなくビルドアップにも貢献できるテクニックを持っている。ただし身長もフィジカルもあまりなく、守備能力が高いわけではない。そのあたりが今後バイエルンでプレーするにあたってフォーカスされていきそう。

 

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A.ラムジー : ウェールズ(Wales)

とにかくスペースがあればいいプレーをしてくれるので、ウェールズの守備で耐えられるチームに対しては強さを発揮した。唯一悔やまれるのはポルトガル戦の前に不用意なハンドで累積警告を受けてしまい準決勝にでれなかったこと。

 

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 ベイル : ウェールズ(Wales)

少なくとも5回は自陣深い位置から自身のドリブルだけでシュートまで持ち込めていた選手はほかにいない。また3G1Aと結果も十分でありながらなぜか、UEFAが出したベストイレブンにはいっていなかった。フィジカルだけでなくポジションチェンジを利用したデコイ、リーダーシップなどウェールズにとって最重要な選手であり続けた。

 

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ウムティティ : フランス(France)

フランスの若手枠。強気な縦パスとレフティであることが特徴的。2016-2017にはバルセロナに移籍している。もともとSB出身らしく、エアバトルに一定の不安があるため、その部分が改善されればW杯でもスタメンの可能性はあると思う。

 

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ポグバ : フランス(France)

正直に言えば2センターだと守備の粗さが目立つと思っていたがそんなことはなかった。それどころか本来持ち味だったロングパスやフィジカルを生かしたボール奪取、カウンター時のドリブルなどむしろ2センターのほうがいい選手になりそうな気配まであった。

 

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シソッコ : フランス(France)

出場時間は短いがインパクトだけはがっつり残していった。やっぱりプレミアでも圧倒していたゴリゴリのドリブル突破は単純に強い。意外とライン間で受ける動きもうまく、トッテナムでも活躍してほしい選手。

 

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グリーズマン : フランス(France)

ジルーのようなデコイ系CFとプレーさせれば得点を量産してくれる。またこのタイプには珍しいというかシメオネが調教したというべきかわからないが、守備をさぼらない。さらにワンタッチプレーでつなぎながら自分のマークを外すのがうまい。決勝でヒーローになり損ねたのが悔やまれる。

 

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ペペ : ポルトガル(Portugal)

ポーランド戦のレヴァンドフスキとのマッチアップが素晴らしかった。CBの中での守備部門ではペペが一番すごかった。問題を起こさなければ本当にただのベストディフェンダーだった。

 

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R.ゲレイロ : ポルトガル(Portugal)

ポルトガルの若手枠その1。ゲレイロはボールの扱いが本当にうまく、ポルトガルのビルドアップ、ゲームメイクを大きく助けていた。またプレースキックの精度も高く、ドルトムントは本当にいい買い物をした。今後の成長がとても楽しみな選手。

 

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ソアレス : ポルトガル(Portugal)

決勝トーナメントから試合に出始めたが、ヴィエリーニャに比べて守備が格段に安定した。ポーランド戦の失点シーンで唯一やらかしたが、引きずられることなくその後のプレーはよかった。

 

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イリアム : ポルトガル(Portugal)

若手ではないが、2018年までにはビッグクラブに移籍する可能性が高い選手。中盤の底としてプレーしていたが、守備はもちろんのことパスのレンジが広く正確だった。

 

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R.サンチェス : ポルトガル(Portugal)

ポルトガルの若手枠。18歳とは到底思えないほど下半身がしっかりしており、フィジカルでも負けた場面はあまりなかった。2016-2017からはバイエルンに移籍しているがあまり出場できていない。全体的な能力が高いのでどういった選手になっていくかいまいち予想がつかない。

 

 

 

 

 明日にテクニカルレポート第1段アップします。